腫瘍免疫の基礎知識腫瘍免疫の基礎知識

2.免疫細胞の種類と役割

免疫細胞は血液中やリンパ組織などに多く含まれています。血液には白血球、赤血球、血小板などの細胞成分が含まれていますが、これらはもとをたどれば骨髄と同じ前駆細胞である多能性造血幹細胞に由来します。多能性造血幹細胞はリンパ球系幹細胞と骨髄系幹細胞とに分化し、リンパ球系幹細胞がリンパ球系(B細胞、T細胞、NK細胞、NKT細胞、樹状細胞)に、骨髄系幹細胞が単球系(樹状細胞、単球/マクロファージ)、顆粒球系(好中球、好塩基球、好酸球)、赤血球および血小板に各々分化・成熟していくのです。免疫細胞の主体は白血球であり、リンパ球、単球、顆粒球から構成されています。


細胞の説明